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フィルム日記Vol.9 緑のレンズ minoltaSRT101編
2016.06.28
こんにちはカメラのキタムラ松本並柳店安藤です。
6月に入ってからというもの休日の天気は決まって
雨ばかりなので正直うんざりしております。
一週間に一度は運動することに決めているのですが
恒例の登山にも最近は行けていません。
じつは先回のブログで雨の中山道を歩いた体験を
載せたあと、次のブログの記事を書く準備も兼ねて
長野市にある戸隠の古道を歩くために出かけたの
ですが、フィルムカメラに装填したネガが撮影前に
なんらかの原因で感光してしまったようで活動の
大半が記録されていませんでした。
サブ機として活用しているスマホの画像だけでは
フィルム日記の記事が成立しないため残念ながら
戸隠古道の記事はボツになってしまいました。
とても残念なのですが、また別の機会に改めて
紹介できればと思っております。
気を取り直してみたもののその翌週の休日も天気
はやっぱり雨になってしまいました。
雨の日に体を動かすのはどちらかというと気乗り
しないのですが休日に何もしないで家にいるのは
もっと苦手なのでここはやはりカメラを手にして
出かけてみることにしました。
今回の行き先は中山道に六十九あった宿場のうち
江戸の日本橋から数えて三十四番目にあたる宿場
奈良井宿に決定いたしました。
今回選んだカメラとレンズは
minoltaSRT101とMC ROKKOR-PF58mm/F1.4
iPhoneで撮影
minolta SRT101は1966年に発売された機械式
フィルム一眼レフカメラです。
ミノルタ初のTTL測光方式採用、さらに画面を
上下に2分割して測光するという現代の分割測光の
さきがけとも言える方式を初めて採用したそうです。
例えば快晴の空などが背景になった場合のような
通常では露出がアンダーになりやすいシーンでも
二つの測光素子が補完しあうことによってそれまで
以上に適正な露出を導き出すことができました。
ミノルタではこの方式の測光をCLC(コントラスト・
ライト・コンペンセーター)と呼んでいたそうです。
iPhoneで撮影
minolta SRT101は操作性もよく頑丈だったことが
評価され七年に渡って製造されるというロングセラー
モデルになりました。
今年で発売から50年を迎える機種になりますが今
改めて眺めてみてもこの時代のカメラはクローム
ボディが似合っていると思いました。
現代のデジカメにも過去のデザインを模倣している
ものが多数見受けられますがやっぱりオリジナルは
貫禄が違いますね。
クラシカルなminoltaのロゴもとても気に入っています。
使用したレンズはMC ROKKOR-PF58mm/F1.4
こちらは1961年に発売された「AUTO ROKKOR-PF
58mm/F1.4」の後継レンズで1966年発売モデルが
前期型、1969年発売モデルが後期型になります。
今回使用したのはローレットがアーチ型に切り込まれた
後期型になります。絞り羽根がAUTOモデルは8枚
でしたがMCタイプになって6枚になりました。
ミノルタといえば「アクロマチックコーティング(AC)」
と呼ばれる前玉裏面のコーティングが有名だそうで
「緑のロッコール」と呼ばれていたそうですよ。
iPhoneで撮影
じつは曇りや雨の日の撮影は私は結構好きなのです
がその理由は、
①影が強く出ないため柔らかい印象の写真になる
②光の反射が抑えられて本来の色が出やすい
③白飛びを気にせずに明るいレンズを開放で使える
など好都合なことがけっこうあるからなのです。
約半世紀前のカメラとレンズがどんな画を作り出す
のか興味津々で撮影を楽しんでまいりました。
SRT101+MC ROKKOR-PF58mm/F1.4
奈良井宿到着直後はわずかですが日が差す瞬間
がありました。
SRT101+MC ROKKOR-PF58mm/F1.4
SRT101+MC ROKKOR-PF58mm/F1.4
空気感がよく現れた質感のある描写です。
SRT101+MC ROKKOR-PF58mm/F1.4
ツバメのヒナが巣立ちを前に親から餌を貰ってます
SRT101+MC ROKKOR-PF58mm/F1.4
玄関先の花を開放で撮りました
SRT101+MC ROKKOR-PF58mm/F1.4
開放から一段絞った一枚。ボケがなだらかです。
SRT101+MC ROKKOR-PF58mm/F1.4
珍しいブリキ製の金魚の如雨露
SRT101+MC ROKKOR-PF58mm/F1.4
上問屋にて開放F値で撮影
SRT101+MC ROKKOR-PF58mm/F1.4
同じく上問屋にて開放で撮影
今回ROKKORレンズを使ってみて温かみのある
描写ながら場の空気感をよく表現できるレンズだな
と感じました。
最近オールドレンズをマウントアダプターを介して
ミラーレスカメラなどで活用する方が増えているよう
ですがこれだけ優秀な写りをするレンズですから
ぜひフィルムカメラでもこの写りを体験してもらいたい
と思いました。
XPERIA Z4で撮影
屋内で撮影しているうちに外は大降りの雨模様に。
しばらく雨宿りすることになりました。
XPERIA Z4で撮影
XPERIA Z4で撮影
XPERIA Z4で撮影
XPERIA Z4で撮影
比較のためにスマホで撮影した画像もアップしました。
ネガフィルムの魅力はなんといっても温かみのある
写真が撮れることではないでしょうか?
皆さんも奥が深いフィルムカメラの世界を堪能
してみませんか?
カメラのキタムラでは全国のお店の中古カメラや
レンズの情報をネットから簡単に調べることが可能です。
気になった機材はお近くの店に取り寄せて確認してから
ご購入していただくことが可能ですよ。



