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【6階】国産レンズ撮り比べ第3弾FUJINON f1.2/5cm

2021.07.31

こんにちは!
カメラのキタムラ新宿 北村写真機店
6階 Vintage Salon 武井です。
今回は国産ハイスピードレンズ撮り比べ第3弾!
今回、ご紹介させていただくレンズはこちらです!
L1030390.JPG
L1030371.JPG
1954年富士写真フイルム(現:富士フイルム)から発売されました
FUJINON f1.2/5cmです。
1953年のズノーf1.1/5cmに続き発売されました。
本レンズは白鏡筒の前期型、黒鏡筒の後期型と別れております。
前期型はおおよそ100本前後の製造で
前期型と後期型ではレンズの構成、コーティング、
ローレット形状、インフィニティストッパーの形状などが異なります。
ズノーf1.1/5㎝と同様に
ライカスクリューマウントが主で
ニコンSマウント、コンタックスCマウントも
ごく少数ながらに存在しております。
発売当時の富士写真フイルムは
レンズメーカーとしての知名度があまり高くなかったため
販売数がそこまで多くなかったそうです。
L1030377.JPG
LEICA SL2+FJINON f1.2/5cm
ISO50 ss1/1000 f1.2 AWB
L1030379.JPG
LEICA SL2+FJINON f1.2/5cm
ISO50 ss1/5000 f1.2 AWB
L1030381.JPG
LEICA SL2+FJINON f1.2/5cm
ISO50 ss1/20 f1.2 AWB
L1030382.JPG
LEICA SL2+FJINON f1.2/5cm
ISO400 ss1/80 f1.2 AWB
まずはすべて開放で撮影致しました。
第一印象は、予想以上に写る。
前回、前々回のズノーのようなとても個性的な写りかと
思っていましたが、実際に撮影すると全く違い
かなり良く写ります。
現代のレンズでしたら良く写るのは
当たり前なことなのかもしれませんが
このレンズが登場したのは1954年です。
あの有名なLEICA Noctilux f1.2/50mmが
登場する約10年前にこの写りというわけであります。
これも富士写真フイルムで
ライカスクリューマウントレンズの開発の中心人物であった
土居良一が開発した新種のガラスが使用されたことが
この写りを実現できた要因ではないでしょうか。
L1030383.JPG
f1.2
L1030384.JPG
f1.4
L1030385.JPG
f1.6
L1030388.JPG
f2.0
L1030389.JPG
f2.8
次は少しずつ絞り込んで撮影致しました。
開放から中心の解像感はとても素晴らしいです。
絞り込めば周辺の解像感も良くなる印象です。
前ボケ、後ろボケも乱れることがなく
綺麗なボケを感じることができます。
この写りのレンズを1950年代で実現できていたのですから
とても素晴らしことだと感じます。
ここまで褒め倒してきましたが
唯一の欠点があるとすれば
当時の富士写真フイルムの知名度だけでしょうか。
現在のように知名度があり評判もたくさんあれば
もう少し多くの方にこのレンズの
写りを実感し楽しんでいただけたのではないでしょうか。
次回の国産ハイスピードレンズ撮り比べをお楽しみに!!
            
皆様のご来店、お待ちしております!
※記事は2021年7月31日の情報です。
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新宿 北村写真機店
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